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台風19号 暴風域が発生 来週にも非常に強い勢力へ

2018/08/17 16:30 ウェザーニュース

台風19号は17日(金)15時現在、小笠原近海にあって、北に時速30kmで進んでいます。中心気圧は985hPa、中心付近の最大風速は30m/sと発達し、暴風域を伴うようになりました。
▼台風19号 17日(金) 15時現在
 存在地域   小笠原近海
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     北北西 30 km/h
 中心気圧   985 hPa
 最大風速   30 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 40 m/s
>>最新の台風情報

来週中頃に西日本へ接近・上陸か

台風は発達しながら18日(土)朝にかけて北上を続けそうです。その後は太平洋高気圧に阻まれる形で速度を落とし、やや西よりに進路を変える見込みです。勢力はさらに増して、20日(月)には非常に強い勢力を予想しています。その後、21日(火)から22日(水)にかけて西日本に近づき、上陸する恐れがあります。
台風の東側を吹く湿った風の影響で、西日本の太平洋側は接近前から雨が降りやすく、台風から離れていても大雨になる所がありそうです。また、西日本の太平洋沿岸は海面水温が28℃前後と高く、強い勢力を保ったまま近づいてくる見込みです。広いエリアが台風の暴風域に入り、大荒れとなりますので、早めの警戒が必要です。

進路予想は東西の幅が大きい

各気象機関の進路予想を見ると、九州付近に進む予想のものが多くは見えますが、東は近畿方面、西は沖縄本島の西側と、とりうる進路には幅がありますので、今後の情報にご注意ください。
>>3つの機関の詳しい進路予想とその影響度解説〔会員メニュー〕

台風の名前「ソーリック」

ソーリック(Soulik)は、ミクロネシアが提案した名称で、伝統的な部族長の称号からきています。
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。