遠くから伝わってくる「うねり」
普通の波(風浪)は【その場】で吹く風によってできる波のことです。風が強ければ高くなり、波長は短い波に。波長が短いのですぐに崩れやすい波となります。台風接近時の名高い波がこれにあたります。
一方で、”うねり”は【離れた場所(遠く)】の発達した風浪が、余波となって伝わって来た波のことです。遠くから伝わってくるので、波長が一定で長く丸みを帯びた波になります。見た目で気づきにくく、崩れにくい波になります。
一方で、”うねり”は【離れた場所(遠く)】の発達した風浪が、余波となって伝わって来た波のことです。遠くから伝わってくるので、波長が一定で長く丸みを帯びた波になります。見た目で気づきにくく、崩れにくい波になります。
岸の近くで急に波が高くなる事も
見た目で気づきにくい「うねり」が陸近くの浅い海域に達すると、豹変することがあります。
海底の摩擦の影響で「うねり」の前方にブレーキがかかり、「うねり」の後方が追いついて波長が短くなる一方、波が急激に高まるのです。
海底が浅くなるほど、高まりが傾向が強くなって、波頭が崩れて覆いかぶさるように岸に打ち寄せます。
海底の摩擦の影響で「うねり」の前方にブレーキがかかり、「うねり」の後方が追いついて波長が短くなる一方、波が急激に高まるのです。
海底が浅くなるほど、高まりが傾向が強くなって、波頭が崩れて覆いかぶさるように岸に打ち寄せます。
晴れていても油断してはいけない
一番の注意すべきポイントは、”晴れていて”、”風がない”穏やかな状況でうねりがやってくるということです。
天気は海のレジャーにもってこいでも、じつは海岸近くは隠れた危険が潜んでいます。
本格的に波が高まるのは、台風が接近する21日(火)〜22日(水)の九州南部太平洋側~紀伊半島沖にかけてですが、19日(日)からは”うねり”が関東から西の太平洋沿岸にやってくると予想されています。場所によっては、18日(土)から入り始める所も。
夏休み期間中の週末ということもあって、多くのみなさんが海辺に出かけられると思います。海水浴場などの情報を必ず確認して海に入るようお願いします。
天気は海のレジャーにもってこいでも、じつは海岸近くは隠れた危険が潜んでいます。
本格的に波が高まるのは、台風が接近する21日(火)〜22日(水)の九州南部太平洋側~紀伊半島沖にかけてですが、19日(日)からは”うねり”が関東から西の太平洋沿岸にやってくると予想されています。場所によっては、18日(土)から入り始める所も。
夏休み期間中の週末ということもあって、多くのみなさんが海辺に出かけられると思います。海水浴場などの情報を必ず確認して海に入るようお願いします。