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口永良部島 噴火警戒レベル4(避難準備)に引上げ

2018/08/15 11:14 ウェザーニュース

屋久島の西にある口永良部島の噴火警戒レベルが火口周辺規制の2から避難準備4に上がりました。気象庁の観測によると15日0時頃から火山性地震が増加し、10時までに26回発生しました。これまでに発生していた地震に比べ震源がやや深く、2015年5月の噴火前に発生した場所と近いと推定されるため、噴火の危険性が高まったとして警戒レベルを引き上げました。新岳火口から概ね3kmの範囲では噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒が必要です。

■対象市町村
噴火警報:避難等
 鹿児島県屋久島町

気象庁ライブカメラより
口永良部島では2015年5月29日に爆発的噴火を起こし、9000m以上の噴煙を吹き上げて海岸まで到達する火砕流も発生。噴火警戒レベルが5になりました。
屋久島町は、爆発的噴火発生から16分後の5月29日10時15分、口永良部全島に対し、島外への避難勧告を発令、その5分後の10時20分に発令した避難勧告を避難指示へ切り替え、2000年の三宅島噴火以来、15年振りに全島避難となった。

その後は活動が落ち着いたことで、2016年6月14日に警戒レベルを3、2018年4月18日に警戒レベルを2に引き下げていました。

気象予報士による 動画解説

※24時間生放送の天気予報専門番組「ウェザーニュースLiVE」より