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台風15号 今夜遅く九州へ上陸のおそれ 急に強まる雨風に警戒を

2018/08/14 11:01 ウェザーニュース

台風15号は14日(火)9時現在、潮岬の南約470kmの海上にあって、北西に時速25mで進んでいます。
中心気圧は996hPa、中心付近の最大風速は25m/sで、暴風域は伴っていません。

このあと台風15号は速度を上げながら北西に進み、今夜遅くに九州に上陸するおそれがあります。

▼台風15号 14日(火) 9時現在
 存在地域   潮岬の南約470km
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     北西 25 km/h
 中心気圧   996 hPa
 最大風速   25 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 35 m/s
>> 最新の台風情報

夕方以降、急に雨風強まる

今回の台風の特徴として、雨や風が急に強まるということがあげられます。

衛星画像を見ると、まだ台風本体の雲の塊は海上が中心で、まだ陸地にはかかっていません。
午前中は雨や風が強くなくても、今回の台風は速度を上げながら近づいてくるので、夕方以降、台風の接近とともに急に雨や風が強まります。
台風への備えは、雨風が落ち着いているうちに、早めに行うようにしてください。

また、勢力は少し弱まるものの、中心付近では20m/sを超える強風が吹き、湿った空気が流れ込む影響で九州南部や四国の太平洋側は局地的に強い雨が降りそうです。

台風が東シナ海に去ったあとも、雨雲の流れ込みやすい状況が続いて、雨量の増えるところがあります。

>>都道府県ごとの詳しい影響〔会員メニュー〕

西日本太平洋側では高波注意

また、西日本太平洋側では台風接近前から波が高くなっており、台風接近時には周辺では波の高さが5m前後となる予想です。できるだけ海岸付近には近づかないようにしてください。

気象予報士による 動画解説

※24時間生放送の天気予報専門番組「ウェザーニュースLiVE」より