大気の状態が非常に不安定
8月に入り次々に台風が発生しているように、フィリピンの東の海上には雨の素となる水蒸気が大量に存在しています。
一方で、北極周辺で蓄積された寒気が少し周辺に流れ出す動きが見えてきました。
一方で、北極周辺で蓄積された寒気が少し周辺に流れ出す動きが見えてきました。
大量の水蒸気 × 寒冷渦 = 災害級の激しい雨
夏の暑い空気に含まれた大量の水蒸気が流れ込む所に、北からは冷たい空気が降りてくることで、日本付近では大気の状態が非常に不安定になって前線周辺で雨雲が発達しやすくなりそうです。
特に低気圧が通過する東北日本海側では最大で300mm前後の大雨が予想されます。秋田県の8月の平年雨量は150~200mm程度なので、8月の平年雨量を数日で大きく上回るような状況になると河川の氾濫などにつながる危険性が出てきますので要警戒です。
また、西日本でも太平洋側を中心に200mm前後の大雨となる恐れがあります。
北からやってくる寒冷渦の動きや、南からの湿った空気の流入エリアによって、強い雨のエリアやタイミングなどにまだ大きなブレ幅があります。それでも災害級の雨になることも考えられますので、こまめに最新の情報をご確認ください。
また、西日本でも太平洋側を中心に200mm前後の大雨となる恐れがあります。
北からやってくる寒冷渦の動きや、南からの湿った空気の流入エリアによって、強い雨のエリアやタイミングなどにまだ大きなブレ幅があります。それでも災害級の雨になることも考えられますので、こまめに最新の情報をご確認ください。