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長野県で120mmの猛烈な雨 記録的短時間大雨

2018/08/11 18:04 ウェザーニュース

関東甲信エリアには弱い前線が存在することに加え、朝から晴れて地面が暖められたことで、大気の状態が非常に不安定になっています。これにより、局地的に雨雲が発達して、雷雨となっているところがあります。

長野県飯田市付近で11日午後5時20分までの1時間にレーダー解析で約120ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が発表されました。

▼記録的短時間大雨情報の発表状況
17時20分長野県で記録的短時間大雨
飯田市竜東付近で約120ミリ
長野や山梨など内陸のエリア、また関東南部では、今夜遅くにかけて雨雲の発達しやすい状況が続き、局地的な雷雨が様々な地域で発生する予想です。

<GPS検索>1時間雨量ランキング
<GPS検索>24時間雨量ランキング

記録的短時間大雨情報とは?

気象庁が数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を、観測・解析をしたときに発表するものです。その基準は、1時間雨量歴代1位または2位の記録を参考に、概ね府県予報区ごとに決められています。

一般的に、この情報はテレビのテロップで周知されます。この情報が発表された地点は、災害の発生につながるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。

地元自治体の発表する避難に関する情報に留意し、早めの避難を心がけてください。