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ゲリラ豪雨による鉄道の運行規制

2018/08/09 13:21 ウェザーニュース

ゲリラ豪雨など激しい雨が降ってしまうと、電車が遅延していたり、運転が見合わせられたりと、生活への影響が出てしまいます。

鉄道の運行・規制はどのような、基準で行われているのでしょうか。

雨による鉄道の規制

各鉄道会社でや路線によって基準は違うものの、ある雨量に達したら、速度落とす、場合によっては運行を中止するなどの対応をとる路線が多くなります。

東急電鉄では、以下のように取り決めがあるようです。

【一部区間で速度を落として運転】

1時間に30mm以上の雨を観測し、さらに降り続く場合
その路線の沿線に設置された雨量計で、1時間に30mm以上の雨量を観測した場合には、周辺路線の一部の区間で速度を落としての運転となります。

【該当路線(全線)で速度を落として運転】

1時間に50mm以上の雨を観測し、さらに降り続く場合
その路線の沿線に設置された雨量計で、1時間に50mm以上の雨量を観測した場合には、周辺の該当路線(全線)で速度を落としての運転となります。

【該当路線(全線)で運転を見合わせ】

1時間に50mm以上の雨を観測し、総雨量が300mmを超え、さらに降り続く場合
その路線の沿線に設置された雨量計で、1時間に50mm以上の雨量を観測し、総雨量が300mmを超えた場合には、周辺の該当路線(全線)で運転を見合わせます。
また、運転士の目視による状況報告からも、速度を落としたり、運転見合わせにする判断を行うこともあります。

参考資料など

東急電鉄HP http://www.tokyu.co.jp/index.html