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台風13号 雨雲は東側に集中、関東は大きな影響なし

2018/08/09 08:53 ウェザーニュース

台風13号の9日(木)7時の推定位置は、銚子市の北東約30kmの海上で、北に時速15kmで進んでいます。

引き続き千葉県と茨城県の一部が暴風域に入っており、茨城県鹿嶋では6時05分に最大瞬間風速19.6m/sを観測しました。
▼台風13号 9日(木) 7時推定
 存在地域   銚子市の北東約30km
 大きさ階級  //
 強さ階級   強い
 移動     北 15 km/h
 中心気圧   975 hPa
 最大風速   35 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 50 m/s

気圧が低下から上昇へ

9日(木) 5時現在のレーダー画像
銚子地方気象台の気圧の観測では4時59分から5時00分にかけて978.2hPaまで低下。20m/s前後吹いていた風も急激に弱まり、5m/sを下回るほどになってきています。

5時以降は気圧の低下が止まり、わずかながら上昇に転じています。風向も5時19分に東寄りから西寄りに大きく変化しています。

都心の鉄道への影響は軽微

東京の最大瞬間風速は3時15分に観測した14.8m/s、横浜は3時41分に観測した19.5m/sで、被害が発生するほどにはなっていません。鉄道への影響も軽微でした。

また、雨も台風接近前のほうがむしろ強く、総雨量は東京で49.5mm、横浜で37.5mm、千葉では36.5mmにとどまりました。

台風周辺の活発な雨雲は中心の東側に集中しており、進路の西側にあたっている関東にはほとんど発達した雨雲が見られません。関東で強い雨の恐れはほぼなくなりました。

台風の中心が関東平野の東側を通った影響で、比較的風が弱い「可航半円」に入ったこと。また、台風の接近時に中心の北西側に乾いた空気が流れ込んで雲が弱まったことなどが大きな要因と考えられます。

今後は太平洋沿岸で影響注意

9日(木)日中は茨城県から福島県の沖合を北上するため、太平洋沿岸で風雨の強まる所があります。特に福島県の浜通りは山沿いで雨の量が増える恐れがあるため、土砂災害や河川の増水に警戒が必要です。

風は台風に近い太平洋沿岸を中心に強く、瞬間的には20m/sを超える所がありそうです。また、海上は波の高い状況が続きますので、台風が離れたあともしばらくはご注意ください。

10日(金)になると、上空を流れる強い西風、ジェット気流に乗って東寄りに進路を変え、足早に日本列島から離れていく見込みです。