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山形で断続的に記録的大雨 災害発生の危険迫る

2018/08/05 18:17 ウェザーニュース

前線の影響で、山形県では1時間に100ミリ以上の猛烈な雨が断続的に降っていて、山形県最上川周辺は既に土砂災害が発生している可能性もある厳重警戒レベルとなっています。避難など注意喚起の必要な状態です。
>>最新の雨雲レーダー

土砂災害の危険が迫る

東北を通過中の低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、山形県では断続的に猛烈な雨が降っています。

山形県遊佐町付近では、午後5時までの1時間にレーダーによる解析でおよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、また、午後1時40分までの1時間に山形県酒田市大蕨で113ミリの猛烈な雨を観測したほか、酒田市北部付近ではレーダーによる解析でおよそ120ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象台が相次いで「記録的短時間大雨情報」が出されています。
この影響で山形県酒田市を流れる荒瀬川は、氾濫の危険性が非常に高い「氾濫危険水位」を超えています。

また土砂災害の警戒情報では、山形県最上川周辺で既に土砂災害が発生している可能性もある厳重警戒レベルとなっています。避難など注意喚起の必要な状態です。
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