7月31日17時42分頃、福島県沖でM5.8の地震が発生しました。震源の深さは20kmで震源に比較的近い宮城県岩沼市や東松島市、福島県相馬市などで震度4、仙台市や福島市でも震度3を観測しています。

震度1以上の揺れのエリアは東北6県と関東の1都6県、さらに新潟県まで広がりました。M5以上の地震が頻発している震源域で、今年の2月には今回と同じM5.8、去年の10月にはM5.9の地震で最大震度5弱を記録しています。

東日本大震災以降、活動が活発になったエリアで、近年はやや落ち着いているものの2017年はM5以上が11回発生しており、まだまだ油断が出来ない状況です。

アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上はありませんでした。中国・チベット自治区でM5クラスの地震が何度か発生しています。

過去にはM7後半の強い地震が発生したことがあるエリアなので、今後の大きな地震につながるのか注目されます。

キラウエア火山火口付近の地震は継続しており、長期化する見通しです。