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虹色に染まる飛行機雲が大空を貫く

2018/08/02 13:52 ウェザーニュース

今日2日(木)昼過ぎ、石川県小松市の小松空港上空で七色に染まる飛行機雲が出現しました。
石川県小松空港上空(08-02 13:21)
写真の上から下に向かって赤から青に変化しており、飛行機が作り出した氷の粒が太陽の光を屈折させ現れる環水平アークと見られます。

上空高い所の空気は湿っているものの、夏の高気圧が勢力を維持しているため、天気が下り坂に向かうことはなく、明日3日(金)にかけても夏空が続きそうです。

>>この後の詳しい天気を確認

環水平アークとは

この美しい七色に輝く雲は、飛行機雲や巻雲と呼ばれる薄い雲を太陽の光が通過する時に、光が七色に分かれることが原因で出来ています。つまり、七色の光を作り出しているのは巻雲と言えます。

見られる時期は3月〜9月のお昼前後のみ!

環水平アークは、太陽の高さが地上から58度の位置よりも高いところにあるとき、地平線の近くにライン状に現れる虹色現象です。
太陽の高さが68度くらいの時に、虹色が最も濃くなりやすいと言われています。

■見られる時期は?
太陽の高さが高い時に見られる現象のため、太陽が高くのぼる季節にしか見られない現象です。
そのため、日本では3月~9月頃のお昼前後にしか見られない現象なのです。

お昼前後の空に、時々注目してみてください♪