平年の4割しか雨が降っていない山形
山形県は平年に比べて圧倒的に雨量が少ない状態が続いています。
県全体の降水量の平年比をみてみると、40%となっており、雨不足の状態。
川の付近に位置する左沢(あてらさわ)のアメダス地点の降水量では、平年7月一ヶ月は175.1mmですが今年7月の30日までの合計値では50mm。
平年の三分の一にも達していません。
この影響で最上川全体の水位が下がっている状況です。
県全体の降水量の平年比をみてみると、40%となっており、雨不足の状態。
川の付近に位置する左沢(あてらさわ)のアメダス地点の降水量では、平年7月一ヶ月は175.1mmですが今年7月の30日までの合計値では50mm。
平年の三分の一にも達していません。
この影響で最上川全体の水位が下がっている状況です。
雨量不足⇒河川の水位低下⇒海水さかのぼる
雨量不足により川の水量が減ると河口付近での淡水と海水の混合のチカラ関係が変わり、河口から海水がさかのぼる「塩水遡上(そじょう)」が起きるわけです。
川の上流側で塩分が上昇することにより、工業用水や生活用水をまかなう浄水場で処理する水が基準を満たさなくなり、取水・浄水を停止。
その影響で酒田市上下水道部は、今月28日より取水制限を開始したと発表しています。
川の上流側で塩分が上昇することにより、工業用水や生活用水をまかなう浄水場で処理する水が基準を満たさなくなり、取水・浄水を停止。
その影響で酒田市上下水道部は、今月28日より取水制限を開始したと発表しています。
もちろん上流ダムからの供給があるため、一般家庭の水道水には現時点では影響がないものの、この先も水不足が進めば影響が大きくなってきそうです。