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台風12号 ループ後は東シナ海で再発達のおそれ

2018/07/31 18:08 ウェザーニュース

台風12号は31日(火)15時現在、種子島の東約70kmの海上にあり、北に時速15kmで進んでいます。中心気圧は994hPa、中心付近の最大風速は18m/sです。

▼台風12号 31日(火) 15時現在
 存在地域   種子島の東約70km
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     北 15 km/h
 中心気圧   994 hPa
 最大風速   18 m/s
 最大瞬間風速 25 m/s

>>ウェザーニュース台風Ch.

ループ後、東シナ海で再発達する予想

現在、九州の南で円を描くような動きをしていますが、今後は西寄りに進む予想です。海面水温が高いことなどから、台風は東シナ海で再発達をする恐れがあります。

3日(金)9時には中心気圧が970hPa、中心付近の最大風速が30m/sになり、暴風域を伴う見込みです。

九州南部や四国太平洋側で局地的に強雨続く

最新のレーダー画像が表示されない場合は、オリジナルサイトからご確認ください。

台風の周囲を吹く南東の湿った風の影響で、九州から四国の太平洋側は断続的に活発な雨雲が流れ込み続けています。
今朝も局地的に激しい雨を観測していて、高知県窪川では1時間に43.0mm、宮崎県都農では24.0mmを観測しています。

台風が九州の南で複雑な動きをして、大きく位置が変わっていないため、明日1日(水)にかけて同じようなところで雨雲の流れ込みやすい状況が続きます。局地的に1時間30~50mmの激しい雨が降るおそれがあります。

すでに山沿いを中心に総雨量が100mmを超えているところがあるので、道路冠水や河川の増水、土砂災害などに注意してください。
>>最新の雨雲レーダー

また、台風周辺の活発な雲が通過する種子島屋久島や、鹿児島県薩摩半島、大隅半島南部は、今日31日(火)夕方〜夜遅くをピークに雨風の強まる恐れがあるため、警戒をしてください。