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台風12号 東シナ海に抜け南へ
今後速度を落とし再発達か

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2018/07/30 05:21 ウェザーニュース

台風12号は、30日(月)3時現在、九州から東シナ海へ抜け、南西へ進んでいます。
今後は速度を落としながら、再発達する恐れがあります。


▼台風12号 30日(月) 3時現在
 存在地域   枕崎市の北西約80km
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     南西 25 km/h
 中心気圧   994 hPa
 最大風速   18 m/s
 最大瞬間風速 25 m/s

>>ウェザーニュース台風Ch.

異例の台風、今後は”迷走”か

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異例のルートで東から西へと通常と逆走している台風12号ですが、この先は、迷走を始める恐れが出てきています。

中国大陸に高気圧が勢力を広げていることに加え、四国沖に残る寒冷渦の周辺を回るような形で、今日このあとは九州の西岸を南に進みます。

各国の気象機関の予測を見ると、その後は迷走気味になり、九州南部あたりで円を描くような予想をしているものもあります。
【詳細記事】台風12号、週明け”迷走”か

九州南部を中心に大雨のおそれ

台風が長時間、九州西岸に位置することで、九州南部には次々に湿った空気が流れ込み、雨も長時間続いてしまいそうです。特に九州南部では雨雲が発達しやすく、多いところでは200mmを超えるような大雨の恐れがあります。土砂災害や河川の増水などに注意が必要です。

また、そのほかの西日本や東日本も太平洋側を中心に南からの湿った空気が流れ込みやすく大気の状態が不安定になります。急な強い雨にご注意ください。

気象予報士による 動画解説

※24時間生放送の天気予報専門番組「ウェザーニュースLiVE」より

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