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台風12号 近畿エリアを通過中 激しい雨風に要警戒

2018/07/29 04:36 ウェザーニュース

29日午前1時頃、三重県伊勢市付近に上陸した台風12号は、29日3時現在、奈良市付近にあって1時間に35kmの速さで西に進んでいます。やや勢力が弱くなり、「強い」台風ではなくなりました。

▼台風12号 29日(日) 3時現在
 存在地域   奈良市付近
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     西 35 km/h
 中心気圧   975 hPa
 最大風速   30 m/s
 最大瞬間風速 45 m/s


最大風速は30m/s、最大瞬間風速は45m/sで、中心から半径70km以内は風速25m以上の暴風域となっています。
>> ウェザーニュース台風Ch.

また、台風の雨雲がかかっているエリアでは激しい雨となっているところがあります。

▼1時間降水量(4時20分現在)▼
1.曽爾(奈良県)  93.5 mm
2.南伊勢(三重県) 89.5 mm
3.葛城(奈良県)  70.0 mm
4.名張(三重県)  68.0 mm
5.阿児(三重県)  65.5 mm

強い雨風のエリアは西へ

このあと台風12号は中国地方を通過し、夜には九州の北部に達する見込みです。また、次第に速度を落としながら進むため、西日本では台風の影響が長時間続く恐れがあります。

暴風や高波、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。

豪雨被災地は最大限の警戒を

この際、「平成30年7月豪雨」で大きな被害が出たエリアを台風が通過し、強い雨を降らせる恐れがあります。豪雨被害発生前に比べ、災害が起こりやすくなっている所があるため、厳重な警戒が必要です。

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