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台風12号 29日は西日本豪雨地域で再び激しい雨警戒

2018/07/28 20:14 ウェザーニュース

台風12号は東海地方に上陸した後、29日(日)近畿から中国地方を通過する見込みです。

岡山県や広島県といった「平成30年7月豪雨」による被害が大きかったエリアと進路が重なります。

1時間に50~80mmの激しい雨も

西日本を通過する頃には台風はやや勢力を弱めるものの、局地的に1時間に50~80mmの激しい雨を降らせる恐れがあります。

総雨量は多い所で150mm前後に達しそうです。豪雨被害が出る前に比べ、斜面が不安定になったり、堤防の復旧などが途上というエリアもあり、少ない雨でも災害につながる恐れがあるため、早めの避難が必要です。
>>平成30年7月豪雨 被災地支援のための天気サイト

二次災害の前兆現象に警戒を

がけから割れ目、ひび割れが入るということはすでに土の層に隙間ができ、土砂崩れが起きる手前になります。また、山の木と木がこすれ合うことで異様な匂いが漂います。

一方で土石流が発生する前は川に流木が混ざったり、濁ることがサインになります。また川の水位が急に下がるということは、上流で川の水がせき止められていることになります。

夜になると周囲が暗く、大雨の中では水路と道路との区別がつかず、流される危険性があります。電話などで消防や自治体に助けを求めることも一つの方法です。

土砂災害の前兆を見たり、小規模でも崩れた箇所を見つけたら、周りの人に連絡し、安全な場所に避難しましょう。
>>平成30年7月豪雨 被災地支援のための天気サイト

台風特設ライブカメラ


※このライブカメラは予告なく中断もしくは終了する場合があります。
※ページ内で再生が出来ない場合は、https://youtu.be/ckCjMDYiRsYからご覧ください。