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台風12号 日曜にかけ鉄道など影響拡大の恐れ

2018/07/28 18:10 ウェザーニュース

日本列島に接近・上陸が予想されている台風12号。関東から近畿では28日(土)夜、その他の西日本でも29日(日)の午前にかけ鉄道や空の便に影響が広がりそうです。各交通機関ごとの影響予測をまとめました(28日17時現在)

【鉄道】今夜は東海・近畿で影響大 早めの帰宅を

東海道新幹線では、28日(土)から強雨の影響で、神奈川県や静岡県内の一部で速度を落としての運転となる可能性があります。
山陽新幹線では、29日(日)は風の影響により、一部の区間で遅れが出そうです。

在来線では、28日(土)午後から東日本の路線を中心に影響が出始め、夜は東海や近畿エリアの多くの路線で運転見合わせや大幅な遅れが出そうです。

29日(日)になると、影響の中心は西日本へ移り、30日(月)にかけて運転見合わせや大幅遅延となるなど影響が続く恐れがあります。

詳しい路線毎の影響は下記の「〔会員向け〕路線ごとの影響予測」をご確認下さい。
〔会員向け〕路線ごとの影響予測

【道路】関東の高速で一部通行止めも

28日(土)夜は首都高のレインボーブリッジやベイブリッジ、中央環状線の路線で速度規制となりそうです。アクアラインは既に通行止めとなっています(28日17時現在)

一方、東名・新東名・新名神をはじめとした東海エリアの道路では強風に伴う倒木などで通行止めが出てくるかもしれません。

29日(日)になると、山陽道、広島県内で7月豪雨で災害通行止めとなった区間中心に、通行止めの路線がでてくる恐れがあります。

詳しい高速道路への影響は下記の「〔会員向け〕高速道路の影響予測」をご確認下さい。
〔会員向け〕高速道路の影響予測

【飛行機】羽田・成田の発着便に欠航相次ぐ

週末の空の便では28日(土)午後から影響が出始めています。

日本航空は羽田と大阪、岡山、広島を結ぶ便など107便。全日空は羽田や成田と大阪や福岡などを結ぶ便のほか東北地方に向かう便にも影響が出ていて、合わせて130便の欠航を決めています。

また東海や近畿の地方空港でも夜は影響が拡大する恐れがあります。

この影響は明日29日(日)も続く可能性があり、中国や四国、九州の空港でも午前中は欠航となる便が出ることが予想されます。

台風の進路によっては、遅延や欠航などの影響が長引く可能性もありますので、こまめに情報をチェックするようにして下さい。

詳しい空港への影響は下記の「〔会員向け〕空港の影響予測」をご確認下さい。
〔会員向け〕空港の影響予測