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台風12号 関東の一部が暴風域に

2018/07/28 18:28 ウェザーニュース

台風12号は28日(土)16時の推定位置で三宅島の東南東約50kmの海上を北西に時速50kmで進んでいます。中心気圧は965hPa、中心付近の最大風速は35m/sで強い勢力を保ったままです。房総半島や伊豆諸島の一部が風速25m/s以上の暴風域に入ったと見られます。
▼台風12号 28日(土)15時現在
 存在地域   三宅島の東南東約100km
 大きさ階級  //
 強さ階級   強い
 移動     北西 50 km/h
 中心気圧   965 hPa
 最大風速   35 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 50 m/s

台風本体の強い雨雲が関東から東海へ

台風に近い伊豆諸島は1時間に20mm前後の雨とともに30m/s以上の暴風が吹き荒れています。また、台風の外側の雲がかかり始めた関東南部でも雨や風が段々と強まり、16時までの最大瞬間風速は東京で19.3m/s、千葉県館山で21.9m/sを観測しています。
この後も強い勢力を保ったまま関東の沖合を西よりに進み、深夜に東海地方に上陸する見込みです。さらに風雨は強まり、秩父や丹沢、箱根など関東西部や東海山沿いでは総雨量が300mmに達する恐れがあります。

沿岸部では瞬間的に40m/sを超える暴風も吹くと予想され、道路冠水や河川の増水、氾濫、土砂災害、風による飛来物や倒木などに警戒が必要です。
>>ウェザーニュース台風Ch.

広範囲であらゆる災害に警戒を


台風は29日(日)になるとやや速度を落とし、近畿から中国地方を通過。

30日(月)には九州の北部に達する見込みです。29日(日)は「平成30年7月豪雨」で大きな被害が出たエリアを台風が通過し、局地的に1時間に50~80mmの激しい雨を降らせる恐れがあります。

新たな災害の危険性が高まるため、早めに避難をしてください。
>>〔会員メニュー〕都道府県ごとの詳しい影響

台風特設ライブカメラ


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