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8月の星空も見どころは盛り沢山

2018/07/30 16:16 ウェザーニュース

冬に比べて夜が短いこの季節…。
夜の涼しい空気に包まれながら楽しめる、8月も天体ショーは見どころ満載です!
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ペルセウス座流星群が極大

13日(月)0時頃 北東の空(東京)
8月13日、ペルセウス座流星群の活動が極大となります。予測極大時刻は午前10時ごろであるため、その前夜となる12日から13日にかけて最も多くの流れ星が飛ぶと予想されます。

月明かりの影響がまったくないという点では絶好条件。空の条件の良いところでは1時間あたり50個前後見られる見込みです。

月と木星が接近

17日(金)20時頃 南西の空(東京)
8月17日の夕方から宵にかけて、南西の空で上弦前の半月と木星が接近して見られます。てんびん座を目印にご確認頂けます。

伝統的七夕

伝統的七夕とは、旧暦の7月7日にちなんだ、かつての七夕のことです。現在使われている暦では伝統的七夕の日付は毎年変わりますが、今年は8月17日です。

この日の宵空には、七夕の星々が空高く昇り、上弦前の月が南西の空に輝きます。
日が沈んで空が暗くなったら、こと座の1等星ベガである「織姫星」とわし座の1等星アルタイル彦星、そして、夜空の暗い場所でしたら、天の川を見つけてみてはいかがでしょうか。

月と土星が大接近

21日(火)20時頃 南の空(東京)
8月21日の夕方から22日の未明にかけて、南から南西の空で上弦過ぎの月と土星が大接近して見られます。

月と火星が接近

23日(木)20時頃 南〜南東の空(東京)
8月23日の夕方から宵にかけて、南〜南東の空で月と火星が接近して見られます。いて座を目印にご確認頂けます。

参考資料など

『天文年鑑(2018)』誠文堂新光社
『月刊星ナビ(2018年8月)』アストロアーツ
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/