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台風12号は珍しい接近ルート 過去には?

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2018/07/25 13:20 ウェザーニュース

台風12号は25日9時の予想で、予報円の中心を通った場合、北西進して本州に上陸。日本海に抜ける進路となっています。

台風は多くの場合、日本の上空を吹く強い西風、ジェット気流に乗る形で北東進します。ただ、夏はジェット気流が日本より北を流れることが多く、複雑な進路を進むケースがあります。

今回の台風と似た進路を取った過去台風

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2016年10号:岩手沿岸など記録的な雨

2016年10号は日本の南海上で発生し、一旦南下したあとに近づくという、過去にないような進路で、南東の海上から岩手県に上陸、日本海に抜けていきました。岩泉町など岩手県の沿岸部で記録的な雨となり、大きな被害をもたらしています。

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1989年13号:関東北部など大雨

1989年13号は北西進しながら関東に上陸し、日本海に抜けていきました。上陸時は暴風域を伴っており、進路の東側にあたる関東北部から東北南部の山沿いを中心に大雨をもたらしました。1日で400mm近い雨が降った所もあり、土砂災害が多発しています。

進路・接近タイミングに注意

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今回の台風12号が予報円の中心を通った場合は、進路の北東側にあたる関東から東北南部で大雨となる恐れが十分にあります。接近タイミングにブレがありますので、早め早めに対策を行うようにしてください。
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