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西日本や東海は危険な暑さ継続 40℃に迫る所も

2018/07/24 11:44 ウェザーニュース

今日24日は関東で幾分暑さが落ち着いた一方で、東海から西日本は相変わらずの危険な暑さです。岐阜市は10時前に35℃を突破し、11時30分の段階で、最も気温が高い岐阜県金山は37.2℃まで上昇。すでに78地点で35℃を超える猛暑日を記録しています。

体温を上回る厳暑に

予想最高気温は岐阜で39℃、名古屋や京都が38℃、大阪や岡山などは37℃と軒並み体温を大幅に上回る厳しい暑さです。豪雨災害が大きかったエリアも35℃を超える所が多くなりますので、復旧作業をされる場合は定期的な休憩と水分補給が欠かせません。

熱中症になりにくい服装の選び方

水分や帽子の準備はもちろんですが、熱がこもりにくい服装を選ぶ事も熱中症対策の重要なポイントとなります。

■吸水性・速乾性がポイント
熱中症対策の観点からすると、汗を吸ってくれる吸水性と吸った汗を素早く乾かしてくれる速乾性が優れた素材がおすすめです。
具体的には、綿・麻・ポリエステル。
化学繊維であるポリエステルが吸水性、速乾性に関しては効果が高いです。

■通気性の良い服
ピタッとした服は、服と体の間を風が通らないので熱がこもりやすくなります。ゆったりとした服を着るのがおすすめです。
袖口も細身のものよりふわっとしている方が風が入りやすいですし、襟ぐりも詰まっているものよりは開いている方が良いです。

■熱を吸収しにくい白や淡い色
色は、断然、熱を吸収しにくい白や淡い色の洋服がおすすめです。黒など濃い色ほど熱を吸収し、熱がどんどんこもってしまいます。

■肌着は汗の蒸発を助ける
最後に、(吸水性や速乾性の高い)肌着を着る事。重ね着をすることで暑くなると思われがちですが、汗の蒸発を助けてくれたりするので出来るだけ肌着を着る事をおすすめします。