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台風10号 沖縄本島と奄美の一部が強風域に 21日(土)朝、沖縄本島に直撃へ

2018/07/20 22:26 ウェザーニュース

台風10号は、20日21時現在、那覇市の南東約290kmの海上にあって、1時間におよそ15kmの速さで北へ進んでいます。沖縄本島と奄美諸島の一部が台風の強風域に入っています。

▼台風10号 20日 21時現在
 存在地域   那覇市の南東約290km
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     北 15 km/h
 中心気圧   985 hPa
 最大風速   25 m/s
 最大瞬間風速 35 m/s

>>ウェザーニュース台風Ch.
台風10号は、今後もやや発達しながら北上を続ける見込みで、21日(土)の朝に暴風域を伴いながら沖縄本島を直撃する恐れがあります。

台風の中心から見て北東側に雨雲が大きく広がっているため、台風に近い沖縄本島から奄美方面にかけて風雨が強まりそうです。

21日(土)は午前を中心に暴風雨に要警戒

ピーク時は1時間に80mmを超えるような激しい雨や瞬間的に30m/sを超える暴風となるため道路冠水や河川の増水、風による飛来物などに警戒が必要です。

海上は大しけに

また、台風周辺では波の高さが7mを超える大しけとなりますので、海岸付近でも注意が必要です。

21日(土)の午後以降は台風は足早に遠ざかり、22日(日)には中国大陸に上陸する見込みです。

台風の名前「アンピル」

アンピル(Ampol)は、カンボジアの果物の名前「タマリンド」が由来です。
台風の名前は、「台風委員会」(日本ほかアジア地域14カ国等が加盟)などが提案した名前が、あらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。