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台風10号 明日早朝に沖縄本島直撃か 暴風雨に警戒を

2018/07/20 11:36 ウェザーニュース

台風10号は昨夜から進路を北から西よりに変えてきました。
20日(金)9時現在は南大東島の南の海上にあって、西北西に時速20kmで進んでいます。中心の気圧は985hPa、中心付近の最大風速は25m/sで、すでに南大東島は台風10号の強風域に入っています。

▼台風10号 20日9時現在
 存在地域   南大東島の南約340km
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     西北西 20 km/h
 中心気圧   985 hPa
 最大風速   25 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 35 m/s
>>ウェザーニュース台風Ch.
台風はこの後もやや発達し、暴風域を伴いながら明日21日(土)の早朝に沖縄本島を直撃する恐れがあります。

台風の中心から見て北東側に雨雲が大きく広がっているため、台風に近い沖縄本島から奄美方面にかけて風雨が強まりそうです。

21日(土)は午前中を中心に暴風雨

ピーク時は1時間に80mmを超えるような激しい雨や、瞬間的に30m/sを超える暴風となります。

道路冠水や河川の増水、風による飛来物などに警戒が必要です。

海上は大しけに

また、台風周辺では波の高さが7mを超える大しけとなりますので、海岸付近でも注意が必要です。

21日(土)の午後以降は台風は足早に遠ざかり、22日(日)には中国大陸に上陸する見込みです。

台風の名前「アンピル」

アンピル(Ampol)は、カンボジアの果物の名前「タマリンド」が由来です。
台風の名前は、「台風委員会」(日本ほかアジア地域14カ国等が加盟)などが提案した名前が、あらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。