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台風10号は週末沖縄へ 暴風雨に要警戒

2018/07/19 15:54 ウェザーニュース

台風10号は19日(木)15時現在、日本の南の海上にあって、北北東に時速15kmで進んでいます。中心気圧は994hPa、中心付近の最大風速は20m/sで少しずつ発達してきました。
▼台風10号 19日(木) 15時現在
 存在地域   日本の南
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     北北東 15 km/h
 中心気圧   994 hPa
 最大風速   20 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 30 m/s

明日20日(金)は北から北西に進路を変え、徐々に加速。21日(土)の朝には沖縄本島にかなり近づきそうです。

中心付近の最大風速が30m/sに達し、暴風域を伴うようになってきます。

沖縄・奄美は暴風雨に要警戒

台風の中心から北東側に活発な雨雲が広がると予想され、沖縄本島から奄美方面で風雨の強まりに警戒が必要です。沖縄本島では1時間に60mmを超えるような激しい雨が降り、総雨量は150mmを超える所がありそうです。また、瞬間的には35m/sを超えるような暴風の恐れがあるため、明日20日(金)のうちに台風対策を済ませておくようにしてください。
また、台風周辺では波の高さが7mを超える大しけとなりますので、海岸付近でも注意が必要です。
>>ウェザーニュース台風Ch.

なお、沖縄付近を通過した後は、高気圧の縁に沿うように中国大陸方面へ向かう見込みです。

台風の名前「アンピル」

アンピル(Ampol)は、カンボジアの果物の名前「タマリンド」が由来です。
台風の名前は、「台風委員会」(日本ほかアジア地域14カ国等が加盟)などが提案した名前が、あらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。