土用は年に4回ある
土用は年に4回あり、立春・立夏・立秋・立冬の直前約18日間ずつを言います。通常は夏の土用(立秋直前)を言い、2018年は7月20日〜8月6日です。この期間の丑の日(十二支が毎日にふられている)に当たる7月20日と8月1日が土用の丑の日というわけです。
土用の丑の日に鰻を食べるようになったのは江戸時代半ば。一説によると、平賀源内(1728〜80年)が知り合いの鰻屋から、夏に売れない鰻を売る工夫を相談され、源内が「本日丑の日」と書いて店先に貼ることを勧めました。すると大変繁盛したので、他の鰻屋も真似るようになり、土用の丑の日に鰻を食べる風習が定着したと言うのです。
土用の丑の日に鰻を食べるようになったのは江戸時代半ば。一説によると、平賀源内(1728〜80年)が知り合いの鰻屋から、夏に売れない鰻を売る工夫を相談され、源内が「本日丑の日」と書いて店先に貼ることを勧めました。すると大変繁盛したので、他の鰻屋も真似るようになり、土用の丑の日に鰻を食べる風習が定着したと言うのです。
うどん、梅干し、瓜、牛…
実は土用の丑の日には、鰻に限らず「う」の付く食べ物でよいとされています。暑い時期ですから、ノドごしがよいうどん(冷やしうどん)、熱中症の予防に塩分を補給できる梅干し、水分補給にもなる瓜(きゅうり、すいか、白瓜など)は夏が旬、精がつくといえば鰻以上の牛(焼肉)などなど。
鰻は稚魚のしらすうなぎが獲れずに値上がりしています。鰻重や鰻丼は高くて手が出ないという人は、ほかの「う」が付くものを食べてはいかがでしょうか。
鰻は稚魚のしらすうなぎが獲れずに値上がりしています。鰻重や鰻丼は高くて手が出ないという人は、ほかの「う」が付くものを食べてはいかがでしょうか。