ヘルメットの貸し出しが大幅増
「富士登山では落石もあれば転倒や滑落もあります。頭部はしっかり守っていただきたいので、3年前からヘルメット着用を呼びかけ、昨年からヘルメットの貸し出しを行っています」(富士吉田市富士山課)
ヘルメットの貸し出しは、吉田ルート6合目にある富士山安全指導センター(運営は富士吉田市)で行っています。大人用・子ども用を合わせて200個用意し、2000円の預かり金を払えば借りられ、返却すると預かり金が戻るデポジット方式です。
昨年は7月1〜8日の貸し出しは26個でしたが、今年は同期間の貸し出しが167個に増えました。ヘルメット着用が浸透してきたようです。
ヘルメットの貸し出しは、吉田ルート6合目にある富士山安全指導センター(運営は富士吉田市)で行っています。大人用・子ども用を合わせて200個用意し、2000円の預かり金を払えば借りられ、返却すると預かり金が戻るデポジット方式です。
昨年は7月1〜8日の貸し出しは26個でしたが、今年は同期間の貸し出しが167個に増えました。ヘルメット着用が浸透してきたようです。
きっかけは御嶽山噴火
山梨県も静岡県も富士登山にヘルメット着用を呼びかけていますが、特に富士吉田市は熱心で、ヘルメットの貸し出しを行っているのはなぜでしょうか。
「ヘルメット着用を呼びかけるきっかけは、2014年9月の御嶽山(長野県・岐阜県)の噴火でした。富士山も活火山ですから、いつ噴火が始まってもおかしくありません。噴石などから身を守るためにヘルメットを着用していただきたいのです」(富士山課)
御嶽山の噴火では火口付近にいた登山客ら58人が犠牲になりましたが、ヘルメットを着用していたら助かった人もいたと言われているそうです。
登山シーズンになりますが、自治体や警察等からの情報もしっかりと調べて、楽しんでいただきたいですね。
「ヘルメット着用を呼びかけるきっかけは、2014年9月の御嶽山(長野県・岐阜県)の噴火でした。富士山も活火山ですから、いつ噴火が始まってもおかしくありません。噴石などから身を守るためにヘルメットを着用していただきたいのです」(富士山課)
御嶽山の噴火では火口付近にいた登山客ら58人が犠牲になりましたが、ヘルメットを着用していたら助かった人もいたと言われているそうです。
登山シーズンになりますが、自治体や警察等からの情報もしっかりと調べて、楽しんでいただきたいですね。