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台風8号が熱帯低気圧化

2018/07/12 06:31 ウェザーニュース

7月12日(木) 3時、台風8号(マリア)は華中で熱帯低気圧に変わりました。

▼温帯低気圧 12日(日) 3時現在
 存在地域   華中
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     西北西 30 km/h
 中心気圧   998 hPa

>> 実況・予想天気図

台風の名前「マリア」

米国の女性の名前が由来です。
台風の名前は、「台風委員会」(日本ほかアジア地域14カ国等が加盟)などが提案した名前が、あらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風前後の低気圧の違い

台風は、台風のまま生まれることは、まずありません。

日本の南で熱帯低気圧として発生し、発達して中心付近の最大風速が17.2m/s以上となると「台風」と呼ばれます。

勢力が弱まって、中心付近の最大風速が17.2m/s未満になると、再び「熱帯低気圧」と呼ばれます。

温帯低気圧とは何が違う?

「台風は温帯低気圧になりました」という表現も耳にします。この、温帯低気圧と熱帯低気圧は、まったくの別物。

その違いは「低気圧の構造」という、少々小難しい話になります。

ざっくり言うと暖かい空気「暖気」のみで出来ているのが熱帯低気圧、北からの冷たい空気「寒気」が入り前線があるのが、温帯低気圧ということになります。