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台風8号　沖縄・先島諸島に接近　夕方には宮古島に最接近する見込み

2018/07/10 13:14 ウェザーニュース

非常に強い勢力の台風8号は、12時現在、宮古島を暴風域に巻き込みながら、西北西に進んでいます。
▼台風8号 7月10日(火) 12時現在
　存在地域　　　宮古島の東南東約110km
　大きさ階級　　／／
　強さ階級　　　非常に強い
　移動　　　　　西北西　30 km/h
　中心気圧　　　935 hPa
　最大風速　　　50 m/s (中心付近)
　最大瞬間風速　70 m/s
＞＞ウェザーニュース台風Ch.
非常に強い台風8号が近づいている先島諸島や沖縄本島で風が強まっています。13時までの最大瞬間風速は慶良間で36.5m/s、宮古島で32.9m/s、那覇で30.7m/sを観測しました。

この時間は台風の進路にあたる先島諸島より沖縄本島周辺で風が強まっています。午前11時の台風周辺の風速を解析した結果によると、平均25m/s以上の暴風をもたらす赤い領域は台風より北側に広がっており、今回の台風は中心の北側（進行方向の右側）で風が非常に強いことがわかります。

先島諸島では猛烈な暴風の恐れも

台風8号は今日10日(火)の夕方にかけて宮古島を直撃する見込みで、16時～17時頃に最接近する予想です。
今後は急激に風が強まり、瞬間的には60～70m/sの猛烈な暴風となる恐れがあるので、午後は外出が危険になります。

石垣島・西表島も午後は台風の暴風域に入り、雨風が強まるので、厳重な警戒が必要です。
＞＞今いる場所への影響は？

海は大しけ　近づかないように

また、沖縄本島周辺を含めた広い範囲で海上は大しけとなります。
天気がそれほど荒れていないエリアでも、海岸付近は危険ですので、出来るだけ近づかないようにしてください。

台風の名前「マリア」

Mariaは、米国の女性の名前が由来です。
台風の名前は、「台風委員会」（日本ほかアジア地域14カ国等が加盟）などが提案した名前が、あらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。