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沖縄に迫る台風8号、明日には先島諸島へ

2018/07/09 16:08 ウェザーニュース

台風8号は15時現在、沖縄の南東海上を西北西に時速30kmで進んでいます。中心気圧は935hPa、中心付近の最大風速は50m/sで非常に強い勢力を保っています。
▼台風8号 7月9日(月) 15時現在
 存在地域   日本の南
 大きさ階級  //
 強さ階級   非常に強い
 移動     西北西 30 km/h
 中心気圧   935 hPa
 最大風速   50 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 70 m/s
>>ウェザーニュース台風Ch.

この後も勢力を維持したまま西寄りに進んで、10日(火)午後には宮古島や石垣島など先島諸島にかなり近づきます。10日15時の予報円の中心は、宮古島の南南東約50kmとなっています。

先島諸島では猛烈な暴風の恐れも

台風の中心に非常に近いため、宮古島や石垣島などでは平均で45m/s、瞬間的には60m/sを超えるような暴風の吹き荒れる恐れがあり、厳重な警戒が必要です。

10日(火)朝にはすでに風が強まり始めますので、今日のうちに、停電対策や飛ばされやすいものの片づけ、食料の確保など、台風対策を済ませるようにしてください。
また、沿岸の海域では今日からうねりを伴い、大しけとなる可能性があるため、海にはできるだけ近づかないようにしてください。

台風の名前「マリア」

Mariaは、米国の女性の名前が由来です。
台風の名前は、「台風委員会」(日本ほかアジア地域14カ国等が加盟)などが提案した名前が、あらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。