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金星とレグルスが大接近

2018/07/10 17:10 ウェザーニュース

8日(日)〜12日(木)ごろ、夕方から宵の西の低空で、宵の明星の金星としし座の1等星レグルスが大接近しています。
最接近は7月10日でその間隔はなんと約1度。満月2個分ほどの距離まで近づきます。

この頃のレグルスはいつも以上に輝かしくまぶしい光を放ちます。最接近の前後の日も観察して、金星がレグルスの近くを動いていく様子も是非確かめてみてください。

レグルスってどんな星?

レグルスは、春の星座として有名なしし座の一等星で、ラテン語で「王」を表す「rex」がその名前の由来とされています。

青白く輝く星で、全天で21個ある一等星の中では最も暗い星です。

地上からみた時に、見かけ上の太陽の通り道である黄道上に位置するため、一時的に月に隠されて見えなくなるレグルス食が起きる事もあります。