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大雨でコンビニ/スーパー影響長引く恐れ

2018/07/08 18:29 ウェザーニュース

西日本を中心とした記録的大雨により生活インフラとなっているコンビニエンスストア・スーパーでも数百ヶ所で影響しています。
直接的、間接的な原因により、場合によっては一週間以上影響が長引くことが懸念されています。

200ヶ所以上で一時営業停止中

経済産業省がまとめ、公表している「大雨に係る被害・対応状況について」のWEBサイトでは、7月8日0時10分時点で、鉄道の運転休止や避難指示等にともなって指定公共機関のコンビニエンスストア・スーパーにおいて一時営業停止中の店舗は208店舗。

また営業中の店舗でも高速道路・一般道の通行止め影響により、関西及び四国の一部エリアの店舗において、30分から60分の配送が遅延しているとのことです。

この状況に対して、ウェザーニューズ商業気象担当の三浦氏が少なくとも数日から一週間は影響が続くといいます。
「避難指示が解除されて店舗被害がなく、電気水道などインフラが問題ないところについては、一両日中にも営業再開するところが多いのではないかと思います。」

「ただ、店舗が浸水等被害のあるところは、冷蔵庫など機材の入れ替え、店舗内清掃など大掛かりな作業が必要です。本部などから人的な応援を受けて必死に作業されている最中かと思いますが、再開までは数日から1週間や場合によっては、それ以上かかる可能性もあります」

物流も影響大、近所同士での助け合いを

また、店舗に直接的な被害がなくても、配送センターが被害を受けているところもあり、店舗に送る物資が不足している、または輸送途中の高速道路・一般道の通行止めにより届けられない、または通れる道に車が殺到して大渋滞となり配送遅延のところがあります。

西日本では、高速道路で災害発生で通行止となっている箇所があるが、これは長期化する可能性あり。少なくとも1週間以上はかかるところが多いと思われます。

軽微なところは順次回復していきますが、特にこの1週間は品薄な状況が続きそうです。

最新の営業状況等の情報に留意して頂きつつ、なるべくならばご近所同士で物資の共有など助け合いを心がけて下さい。

参考資料など

経済産業省 プレスリリース http://www.meti.go.jp/press/2018/07/20180708001/20180708001.html