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台風7号 速度を上げ日本海を北上 四国などは土砂災害警戒

2018/07/04 10:49 ウェザーニュース

7月4日(水)9時現在、台風7号は日本海を時速40kmとやや速度を上げながら北東へ進んでいます。
▼台風7号 7月4日(水) 9時現在
 存在地域   松江市の北約210km
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     北東 40 km/h
 中心気圧   985 hPa
 最大風速   23 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 35 m/s

暴風域はなくなりましたが、広い範囲で強い風が吹いていて、この時間は台風の中心に近い島根県の隠岐の島で特に風が強まっています。
島根県西郷では9時30分に26.3m/s、西郷岬では9時28分に24.7m/sの最大瞬間風速を観測しました。

また、南寄りの風が吹き抜けやすい、紀伊水道周辺でも風が強まっています。
>>ウェザーニュース台風Ch.

四国~東海で激しい雨に

この時間は四国~近畿、東海にかけて、発達した雨雲の帯がかかっています。また、富士山周辺でも雨が強まっています。

台風から離れていても、雨が強く降ることがあるので、河川の増水や浸水、道路の冠水などに注意してください。
>>ここでの現在の雨の強さ

土砂災害に厳重警戒を

また、高知県や徳島県などでは、降りはじめからの雨量が500mmを超えているところもあります。災害がいつ発生してもおかしくない大雨となっています。
土砂災害の危険性が非常に高まっているので、十分に警戒をしてください。
>>今いる場所の24時間雨量

今週は台風が去った後も大雨に警戒

台風は、このあとも北東へ進み、温帯低気圧に変わる見込みですが、明日5日(木)にかけて、非常に強い風を伴って北日本に接近する見込みです。北日本では大雨となるおそれがありますので、引き続き最新情報に注意してください。

また、台風が去った後の西日本や東日本では、湿った空気の影響や、再び活発になる梅雨前線の影響で強い雨が降り続き、太平洋側を中心に災害級の大雨となるおそれがあります。最新情報の入手を心がけてください。
>>詳細解説 台風が去った後も災害級の大雨のおそれ
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