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台風7号 暴風域なくなるも大雨に警戒

2018/07/04 09:45 ウェザーニュース

7月4日(水)6時現在、台風7号は日本海を時速30kmの速さで北東へ進んでいます。
暴風域はなくなりましたが、台風の南東側では強い雨風に警戒が必要です。
▼台風7号 7月4日(水) 6時現在
 存在地域   松江市の北西約170km
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     北東 30 km/h
 中心気圧   980 hPa
 最大風速   25 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 35 m/s

暴風域はなくなりましたが、広い範囲で強い風が吹いていて、日付が変わってからは瀬戸内や紀伊水道などで風が強まっています。
和歌山県友ヶ島では、4時45分に27.6m/sの最大瞬間風速を観測しました。

台風や湿った空気の影響で、台風本体から離れている、四国、東海などにも発達した雨雲が次々と流れ込んでいます。
>>ウェザーニュース台風Ch.

西日本で激しい雨に

日付が変わってからも四国を中心に発達した雨雲がかかり続けています。
愛媛県富郷では2時50分までの1時間に53.5mm、高知県須崎では1時までの1時間に51.0mmの非常に激しい雨を観測しました。

河川の増水や浸水、道路の冠水などに注意してください。
>>ここでの現在の雨の強さ

土砂災害などに厳重警戒

また、高知県や徳島県などでは、降りはじめからの雨量が500mmを超えているところもあります。災害がいつ発生してもおかしくない大雨となっています。
土砂災害の危険性が非常に高まっているので、土砂災害などに十分に警戒をしてください。
>>今いる場所の24時間雨量

今週は台風が去った後も大雨に警戒

台風は、このあとも北東へ進み、温帯低気圧に変わる見込みですが、5日にかけて、非常に強い風を伴って北日本に接近する見込みです。北日本では大雨となるおそれがありますので、引き続き最新情報に注意してください。

また、台風が去った後の西日本や東日本では、湿った空気の影響や、再び活発になる梅雨前線の影響で強い雨が降り続き、太平洋側を中心に災害級の大雨となるおそれがあります。最新情報の入手を心がけてください。
>>詳細解説 台風が去った後も災害級の大雨のおそれ

気象予報士による 動画解説

※24時間生放送の天気予報専門番組「ウェザーニュースLiVE」より
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