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2018/07/03 18:11 ウェザーニュース

梅雨前線南側の暖かく湿った空気で大雨

対馬海峡から朝鮮半島付近に停滞する梅雨前線に向かって東シナ海から暖かく湿った空気が流入。前線の南側で活発な雨雲が次々に発生して激しい雨が続き、福岡県・熊本県・大分県で河川氾濫や土石流による甚大な被害が発生しました。

◆雨量の記録

<総降水量>期間:7月11日〜14日
・福岡県 八女市黒木:649.0mm
・熊本県 阿蘇市阿蘇乙姫:816.5mm
・大分県 日田市日田:462.0mm
・佐賀県 佐賀市川副:375.0mm

また、福岡県・熊本県・大分県・佐賀県の計 20 地点で 7 月の月平年値を超える降水量を観測。

◆被害状況

死者30名、行方不明者3名、負傷者34名
住家全壊276棟、半壊2,306棟、一部損壊192棟、床上浸水2,574棟、床下浸水8,409棟など
(消防白書より)
今週末にかけても、この事例と同様に、停滞する梅雨前線と暖かく湿った空気の影響で広範囲で大雨が予想されており、厳重な警戒が必要です。
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