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台風7号 沖縄本島は暴風雨に警戒 3日は九州北部に接近

2018/07/02 09:07 ウェザーニュース

沖縄県与那原町より(2日7時52分撮影)
7月2日(月)8時現在、台風7号(プラピルーン)は、沖縄本島の西の海上を時速20kmで北に進んでいます。今朝になり少し速度が上がってきました。

沖縄本島のほとんどが風速25m/s以上の暴風域に入っています。沖縄地方では夕方にかけて、大雨や暴風、高波に警戒してください。
▼台風7号 7月2日(月) 8時現在
 存在地域   久米島の北約90km
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     北 20 km/h
 中心気圧   970 hPa
 最大風速   30 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 45 m/s
>>ウェザーニュース台風Ch.
台風の東から南東側に発達した雨雲が広がり、読谷村では1時間に45.0mmの激しい雨を観測。
▼【観測値】最大1時間降水量 2日(月)9時まで
 読谷(読谷村) 45.0 mm
 奥 (国頭村) 42.0 mm
 胡屋(沖縄市) 40.5 mm
 那覇(那覇市) 35.5 mm

また、暴風も吹き荒れていて、最大瞬間風速は那覇市で34.4m/s、南城市糸数で43.7m/sを記録しました。
▼【観測値】最大瞬間風速 2日(月)9時まで
 糸数(南城市)   43.7 m/s
 渡嘉敷(渡嘉敷村) 39.0 m/s
 宮城島(うるま市) 36.1 m/s
 那覇(那覇市)   34.4 m/s
>>現在の雨風ランキング

【沖縄・奄美】2日昼過ぎまでは大荒れに

沖縄本島地方を中心に雨や風が強い状態が続きます。昼頃にかけて発達した雨雲が流れ込みやすく、降り始めからの雨の量は200mmに達する恐れがあります。

また、奄美では夕方にかけて雨が強く、土砂災害や河川の増水、道路冠水に警戒が必要です。暴風による倒木や停電、飛来物などにも警戒してください。

▼予想される最大風速(最大瞬間風速)
 沖縄本島地方 30m/s(45m/s)
 奄美地方   25m/s(35m/s)
 先島諸島   17m/s(30m/s)
 大東島地方  17m/s(30m/s)
2日(月)午後にかけて猛烈な風が吹く見込みです。

▼予想される波の高さ(いずれもうねりを伴う)
 沖縄本島地方 8m
 奄美地方   7m
沖縄地方は2日(月)夕方にかけて、奄美地方は3日(火)明け方にかけて大しけの状態が続く見込みです。

▼予想される雨量(多いところ)
 1時間に60mmの非常に激しい雨
 24時間に200mmの警報級の大雨
沖縄地方では2日(月)午後にかけて、奄美地方では2日(月)夜遅くにかけて、雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。

暴風や高波、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、竜巻などの突風、高潮などに注意、警戒が必要です。
>>風による被害状況は

【九州】3日(火)は北部に接近

台風7号は北上し、九州の西の海上に進むため、2日(月)夜以降は、九州各地で雨の強まるところが出てきます。

台風に近い東シナ海側や、台風に向かって南東から湿った空気が流れ込む太平洋側の山沿いで、雨の強まりそうです。

台風が最も近づくあす3日(火)の午前中にかけて、強い雨や風に対する備えが必要になります。

▼予想される最大風速(最大瞬間風速)
 九州北部 25m/s(35m/s)
 九州南部 23m/s(35m/s)
九州北部では、早いところできょう2日夕方から風速15m/s以上の強風域に入り、3日明け方には風速25m/s以上の暴風域に入るところがある見込みです。

▼予想される波の高さ(いずれもうねりを伴う)
 九州 7m
九州では、きょう2日(月)夜からあす3日(火)にかけて、大しけとなる見込みです。

▼予想される雨量(多いところで)
 1時間に50mmの非常に激しい雨
 24時間に300mmの警報級の大雨
九州を含む西日本では、台風からの湿った暖かい空気の影響で、3日(火)にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。

台風の名前「プラピルーン」

Prapiroonとは、タイの言葉で「雨の神」の意味。
台風の名前は、「台風委員会」(日本ほかアジア地域14カ国等が加盟)などが提案した名前が、あらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

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