facebook line twitter mail

大分市で1時間110ミリ猛烈な雨 記録的短時間大雨情報

2018/06/30 13:25 ウェザーニュース

日本海に停滞する梅雨前線に向かって、太平洋高気圧の縁を回るように暖かく湿った空気が流れ込み、西日本で強い雨雲が流れ込む中、大分県大分市では12時30分までに1時間あたり110ミリという雨量を解析。 大分地方気象台は数年に一度の大雨とみて6月30日 12時38分に「記録的短時間大雨情報」を発表しました。

九州や中国地方では夕方にかけ大雨警戒

>> 現在の雨雲レーダー
帯状の強い雨雲が南北に伸びています。今後も北東へ進む活発な雨雲が通過して、赤や黄色に映るエコーの下では、激しい雨が降ることも。雷雨にも注意してください。夕方まで断続的に活発な雨雲が流れ込む可能性があります。

九州や中国地方では昨日に続き今日6月30日(土)も、午後にかけて同じような気圧配置が続き、1時間に50mmを超える激しい雨が降るおそれがあります。

一旦雨が落ち着いたところでも再び強雨となることもあります。引き続き、雷雨や突風、道路の冠水や低地の浸水、河川の増水、氾濫、土砂災害等に警戒が必要です。
<GPS検索> 1時間雨量ランキング
<GPS検索> 24時間雨量ランキング

記録的短時間大雨情報とは?

気象庁が数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を、観測・解析をしたときに発表するものです。
その基準は、1時間雨量歴代1位または2位の記録を参考に、概ね府県予報区ごとに決められています。

一般的に、この情報はテレビのテロップで周知されます。
この情報が発表された地点は、災害の発生につながるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。
地元自治体の発表する避難に関する情報に留意し、早めの避難を心がけてください。

>>大雨避難時の注意点
>>防災情報と避難行動
  • 公式SNSアカウント
  • アナタのスマホに