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各地で海開き! 欠かせない条件とは?

2018/07/01 12:43 ウェザーニュース

6月29日に関東甲信で梅雨明けが発表されました。梅雨が明け、本格的な夏を迎えると各地の海水浴場では海開きを迎えます。もちろん海開きを待たずに遊泳できるのですが、海開きで何が変わるのでしょうか。

例年なら梅雨期の海開き

本州は7月1日に海開きを行う海水浴場が多いのですが、関東甲信が梅雨明けした29日に海開きしたのが逗子海岸海水浴場(神奈川県)です。

「例年6月下旬に海開きしていますが、梅雨期なので、よく雨の中でやりました。今年は梅雨明けの日で、かんかん照りになったので海開き日和です」と逗子海岸営業組合理事の勝田康司さん。

ひと昔前に比べると海水浴客は減っているといいますが、勝田さんによると逗子海岸海水浴場は5年前から増え始め、昨年は50万人が訪れたそうです。

本州で一番早い海開き

毎年、4月に「本州一早い海開き」を行うのが九十九里町(千葉県)の片貝中央海岸です。

「4月に神主さんに海開きの安全祈願をしてもらいましたが、実際の海開きは町内にある4つの海水浴場のうち2つは7月1日、あとの2つは7月7日に行います」(九十九里町役場産業振興課)

海開き 海水浴客を迎えるためには

海開きをするには、監視員やライフセーバーを配置したり、更衣室やシャワー、トイレを開設したり、海の家の営業など海水浴客を迎える態勢を整えないといけないそうです。場所によっては、サメよけの網を張ることもあるので、海開きは準備が大変だと言います。

海水浴客用の設備を撤去して海の家も閉店するのは、海仕舞というそうです。8月末には多くの海水浴場が海仕舞をするので、設備が整った海水浴場で遊ぶことができるのは2ヵ月ほど。

今年は海開き・海仕舞を準備するみなさんに感謝しながら、海水浴を楽しみたいですね。
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