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ガラパゴス諸島 シエラネグラ火山で噴火

2018/06/27 11:09 ウェザーニュース

ガラパゴス諸島のイサベラ島にある火山、シエラネグラ火山が噴火しました。ワシントンの航空路火山灰情報センター(VAAC)によると、噴煙は約10000m上空まで上がったと見られます。

火山灰は西側に拡散しやすい

ウェザーニューズ地象センターの解析によると、火山灰は上空の風により、西側に拡散しやすい状況です。

昨年10月頃から監視を強めていた

外部機関RAMMBによる解析。黄色く囲ったエリアに火山灰とガスが分布しています
シエラ・ネグラ火山は最近では2005年に噴煙が15000mに達するような噴火をした記録が残っています。

玄武岩質溶岩で、ハワイ・キラウエア火山のように溶岩流を出すケースが多いのですが、マグマと水が触れることにより、時として今回のような爆発的な噴火が起こることもあります。

2017年10月頃からエクアドルの観測機関では活動が活発化したことを踏まえ、監視を強めていました。
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