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大阪北部の地震、余震傾向に熊本との違い

2018/06/18 17:29 ウェザーニュース

2018年6月18日の朝、大阪北部を震源とした震度6弱の地震が発生しました。
これに伴い、約2年前に大きな被害をもたらした熊本地震のいわゆる前震のあとの余震傾向と、今回の大阪北部の地震の余震傾向を比較してみました。

今回の地震については強い余震がない傾向

最初の1時間程度について見る限り、熊本は強い余震が多くなっていますが、今回の地震については強い余震がない傾向にあります。

熊本のケースではこの後にさらに強い地震(いわゆる本震)が発生しましたが、今回の大阪のケースは一般的な余震の傾向と見られます。

発生から2、3日程度が要注意

過去に発生した地震の余震活動の推移を見ると、発生から24時間程度は多発し、3日後あたりになると、回数は少なくなるケースが多く見られます。地震により傾向の差はあるものの、まずは発生から2、3日程度が要注意と言えそうです。

また、当初の地震に比べマグニチュードが1程度弱いマグニチュード5クラスの地震の危険性はあり、震源付近では震度5弱を超えるような余震に警戒が必要です。
▼専門家による解説▼
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