沖縄に記録的な大雨をもたらした台風6号は、温帯低気圧に変化したあと、週明けにかけてゆっくりと本州の南海上を東進する予想となっています。

温帯低気圧に変わるとはいえ、構造が変化するだけで、雨雲を発達させる力が衰えるわけではありません。

まだ予測シミュレーション結果の振れ幅が大きく、進路やタイミングは定まっていませんが、18日(月)から19日(火)にかけて、西日本や東日本の太平洋側で雨が強まる可能性があります。

最新の情報をこまめに確認するようにして下さい。

週半ば以降は、梅雨前線が日本の南岸から南海上付近に停滞する見込みで、西〜東日本は雨の降る日が多くなりそうです。

また、台風6号で記録的な雨量となった沖縄や奄美地方も、近くに停滞する梅雨前線の影響で、雨の降りやすい状態が続きます。一時的に激しい降り方となるおそれがあるため、道路冠水や低地の浸水、土砂災害に引き続き注意してください。