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暑さに変化は?アメダス館林(群馬)今日から新地点で観測開始

移転前のアメダス館林

2018/06/13 17:10 ウェザーニュース

暑さの記録で知られる群馬県館林のアメダス観測地点が移設され、今日13日から新しい地点で観測が始まります。

日本有数の暑いエリア

群馬県南部から埼玉県北部にかけてのエリアは、西よりの風が山越えとなってフェーン現象が発生したり、ヒートアイランド現象で暖められた都心の空気が南風で運ばれることなどから気温が上がりやすいと考えられ、日本歴代2位の40.9℃を記録している埼玉県熊谷もこのエリアです。
館林も地理的に気温が上がりやすい環境で、過去に40℃以上を3回記録しました。

館林の気温記録
 40.3℃(2007年8月16日)
 40.2℃(2007年8月15日)
 40.1℃(2013年8月10日)
 39.9℃(1997年7月5日)
 39.8℃(2015年8月5日)

今回の移設で消防署の敷地内から館林高校のグランド脇に観測点が移り、風通しなどの条件が変わるため、気温に変化が出るか注目されています。

移転後の観測が開始 早速県内最高を記録

気象庁により移転作業は12日から行われ、13日の15時20分頃から移転後の地点での観測が始まりました。
16時の気温は28.6℃で、今日の群馬県内で最も高い気温となっています。移転による環境の変化で、極端な暑さは観測されなくなるのではないかとの見方もありましたが、やはり暑い地域であるということは間違いないようです。
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