アウトドアウェアに欠かせない
ゴアテックス ファブリクスを使っているのは、エーグル、ザ・ノースフェイス、パタゴニア、モンベル、など有名アウトドア用品メーカーばかりではありません。アシックス、エコー、ダナー、マドラスなどの靴メーカーもゴアテックス ファブリクスを採用して「透湿・完全防水」をうたっています。
1平方センチに14億個以上の孔(あな)
ゴアテックス ファブリクスは、防水なのにどうして汗を発散させるのでしょうか? 日本ゴア株式会社の広報担当者に聞きました。
「ゴアテックスの核になっているのは、ゴアテックス メンブレンと呼ばれる薄い膜です。創業者のボブ・ゴアが1969年に開発した特殊な素材(ポリテトラフルオロエチレン)で、厚さは0.01mmで、1平方センチ当たり14億個以上の孔が開いています。きわめて小さな孔が無数に開いているため、水は通さないけれど、水蒸気は通すのです」
「ゴアテックスの核になっているのは、ゴアテックス メンブレンと呼ばれる薄い膜です。創業者のボブ・ゴアが1969年に開発した特殊な素材(ポリテトラフルオロエチレン)で、厚さは0.01mmで、1平方センチ当たり14億個以上の孔が開いています。きわめて小さな孔が無数に開いているため、水は通さないけれど、水蒸気は通すのです」
もう少し言うと、気体の水蒸気分子は小さいのでゴアテックス メンブレンの小さな穴を通りますが、水滴は、その小さな孔を通れないのです。
雨だけでなく風も通さない
ゴアテックス メンブレンはわずか0.01mmの厚さです。そこへ表生地や裏地などを貼り合わせてラミネート構造にしています。
「濡れたウェアは、乾いたウェアに比べて3倍の速さで体温を奪います。ゴアテックス ファブリクスは防水だけでなく風も通しません。水も風も侵入させず熱損失を防ぐので、どんな条件下でも体をドライに保ち、アウトドアアクティビティを快適に楽しめます」(日本ゴア広報担当)
雨も風も通さないのに、体の汗を逃がしてくれるというゴアテックス プロダクト。快適な着心地を支える、そのテクノロジーに納得です。
「濡れたウェアは、乾いたウェアに比べて3倍の速さで体温を奪います。ゴアテックス ファブリクスは防水だけでなく風も通しません。水も風も侵入させず熱損失を防ぐので、どんな条件下でも体をドライに保ち、アウトドアアクティビティを快適に楽しめます」(日本ゴア広報担当)
雨も風も通さないのに、体の汗を逃がしてくれるというゴアテックス プロダクト。快適な着心地を支える、そのテクノロジーに納得です。