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台風5号、伊豆諸島に接近 雨のエリアは北へ拡大

2018/06/11 13:11 ウェザーニュース

大型の台風5号は11日(月)12時現在、関東の南の海上を北東に時速45kmで進んでいます。

▼台風5号 11日 12時現在
 大きさ階級  大型
 強さ階級   −
 移動     北東 45 km/h
 中心気圧   985 hPa
 最大風速   25 m/s
 最大瞬間風速 35 m/s

>>ウェザーニュース台風Ch.

現在、八丈島の南の海上を通過中で、その後は温帯低気圧に変わりながら明日12日(火)の朝にかけて日本の東の海上に離れていく見込みです。

伊豆諸島では台風周辺の活発な雨雲がかかる影響で、昼過ぎまで強い雨の恐れがあります。すでに降り始めから200mm前後の雨が降っている所があるため、土砂災害などに警戒が必要です。関東でも房総半島を中心に活発な雨雲が通過して、一時的に雨が強まりそうです。

北日本は明日にかけて大雨注意

台風5号は今日11日(月)の午後に伊豆諸島付近を通過した後、東の海上に離れていく見込みです。ただ、北上する梅雨前線や、西から近づく寒気の影響で北日本では12日(火)にかけて大雨や強風に注意が必要です。

東北南部は11日(月)午後から、東北北部は夜になると雨が強まります。北海道も12日(火)は局地的な強い雨になりそうです。総雨量が100mmを超えるような大雨となり、河川の増水や土砂災害などの恐れがあります。

>>ここの雨の強さは?
>>台風最接近や雨の強まるタイミングは?

東海、関東、東北の太平洋側では暴風や高波に警戒

台風5号は、昼過ぎから夕方にかけて伊豆諸島南部に最接近し、12日(火)未明には東の海上で温帯低気圧に変わる見込みです。

台風の中心よりも外側が風が強く予想されており、このあとも東海や関東、東北の太平洋側では、暴風や高波に警戒が必要です。

また、太平洋側を中心に東よりの風が強まり、沿岸部では瞬間的に20m/sを超える所がありそうです。一部交通機関に影響の出る恐れがありますので、強まる雨や風にご注意ください。
※台風の名前「マリクシ」:「速い」を表すフィリピン語。台風の名前は、「台風委員会」(日本ほかアジア地域14カ国等が加盟)などが提案した名前が、あらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
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