大型で強い台風5号大東島が暴風域にあす午後関東に最接近

2018/06/10 16:15 ウェザーニュース

大型の台風5号は、10日(日)9時に「強い」勢力となり、南大東島の南南西約100kmを北北東に進んでいます。大東島地方が風速25m/s以上の暴風域に入りました。

▼台風5号 10日 9時現在
　大きさ階級　　大型
　強さ階級　　　強い
　移動　　　　　北北東　25 km/h
　中心気圧　　　970 hPa
　最大風速　　　35 m/s
　最大瞬間風速　50 m/s

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台風の北側に広がる活発な雨雲が南大東島付近を通過し、9時までの1時間に旧東の観測点で21.5mmの強い雨を観測しました。また、最大瞬間風速は北大東で28.3m/s、南大東で25.9m/sを観測しています。

台風は今後も北東に進み、午後になると南大東の雨風は段々と収まる見込みです。明日11日(月)朝には東海沖へ進み、午後に関東に最も近づいた後、明後日12日(火)にかけて日本の東海上に進み温帯低気圧に変わる予想となっています。

12日(火)にかけて強雨に注意

本州などでは台風直撃の可能性は低いものの、停滞する梅雨前線や西から近づく寒気により局地的に雨雲が発達し、強い雨を降らせるおそれがあります。

台風の北上とともに梅雨前線も北上し、10日(日)から11日(月)にかけて、西日本や東日本の太平洋側で局地的な強い雨が降るおそれがあります。

また、11日(月)以降は北日本でも雨が強まる所があるため、注意が必要です。

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※台風の名前「マリクシ」：「速い」を表すフィリピン語。台風の名前は、「台風委員会」（日本ほかアジア地域14カ国等が加盟）などが提案した名前が、あらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

大型で強い台風5号 大東島が暴風域に あす午後関東に最接近

12日(火)にかけて強雨に注意

大型で強い台風5号大東島が暴風域にあす午後関東に最接近