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あじさいでカラー診断!この土の性質は?

2018/06/09 15:06 ウェザーニュース

雨の季節を美しく彩ってくれるあじさいは、よく色が変わることから「七変化」「八仙花」とも呼ばれています。

では、その色がどう変わるのかご存知ですか?

土の性質で色が変わる!

あじさいは、土が酸性なら青系統の色に、アルカリ性なら赤系統の色に。土が酸性のときは、あじさいの青色のもとになるアルミニウムが多く吸い上げられて青っぽくなり、アルカリ性ではその吸い上げが少ないため赤っぽくなる傾向があります。

日本にある野生のあじさいは多くが青系統の色ですが、土に石灰などを混ぜてアルカリ性にすると、赤色系統に変えることができるのです!

では白いあじさいは?

撮影:千葉県
それなら白いあじさいを育んだ土の性質は何になるでしょう?

(1)酸性(これから染まる)
(2)アルカリ性(これから染まる)
(3)中性
(4)わからない

正解は…

(4)になります。

えっ!?と思ったアナタ、ごめんなさい。この『あじさい土壌調査法』は、白いあじさいでは実行できないのです。
なぜなら、白いあじさいは色の元になっている色素を持っていないから。土の性質を調整して、自分で花に色をつけてみよう!と思ってもできないんですね。残念~…。
でも、白いあじさいもとてもキレイですね♪

色や種類が豊富なあじさい…アナタの周りでも、ぜひ探してみてくださいね♪
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