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台風5号、6年ぶりの6月関東接近か 週末以降は大雨となる恐れも

2018/06/08 11:28 ウェザーニュース

8日(金)3時に発生した台風5号は9時現在、北にゆっくりと進んでいます。今後は徐々に発達しながら東よりに進路を変え、11日(月)の朝には暴風域を伴って、東海の沖に達する見込みです。予報円の中心を通った場合、11日(月)の夜に関東地方に最も接近します。6月に関東地方に台風が接近すれば、2012年以来、6年ぶりのこととなります。

※台風の接近とは台風の中心がそれぞれの地域のいずれかの気象官署等から300km以内に入った場合を言う。

▼台風5号 8日 9時現在
 大きさ    —
 強さ     —
 移動     北 ゆっくりとした速さ
 中心気圧   996 hPa
 最大風速   18 m/s
 最大瞬間風速 25 m/s

今後の見解

台風5号はしばらく北寄りに進んだ後、太平洋高気圧の縁を回るように北東へと進路を変える見込みです。

また、北緯25度付近までは海面水温が28℃前後と高いため、この先も発達を続ける見込みで、一時的に暴風域を伴う可能性があります。

>> ウェザーニュース台風Ch.

週末以降に大雨をもたらす恐れも

台風5号が日本列島に直撃する可能性は低いと見られますが、日本付近に停滞する梅雨前線に暖かく湿った空気を送り込むことで、週末以降の日本列島に大雨をもたらすおそれがあります。今後の情報に注意してください。
※台風の名前「マリクシ」:「速い」を表すフィリピン語
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