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スマホより軽い!? モンベル折りたたみ傘の実力は?

2018/06/15 06:46 ウェザーニュース

梅雨に入り、雨に備えて欠かせないのが折りたたみ傘。折りたたみ傘なんてどれも似たりよったり…と思っていませんか。糸井重里さんが絶賛し、建築家のサイトなどで機能性の高さが話題になっている傘の人気の理由を取材してきました。

その折りたたみ傘の名前はモンベルの「トレッキングアンブレラ」。アウトドアメーカーならではのこだわりが随所に活かされ、とりわけ「ロングテイルトレッキングアンブレラ」は背面の荷物が濡れにくく、ユニークな製品です。モンベル広報部の三島佐知子さんに性能を解説してもらいました。

1.スマホより軽い

まず最初に持った時の軽さに驚きます。「極細のバリスティック®ナイロン糸を織り上げたバリスティック エアライト®という生地を採用し、十分な強度を備えながらも抜群の軽量性と薄さを実現しています」(三島さん)

強度と軽量性を兼ね備えた生地へのこだわりは、アウトドアメーカーならでは。重量はスマホよりも軽い145gといいます。

2.水切れの良さと速乾性

素材と撥水加工の独自開発によって、水はじきがよく、速乾性の優れた傘に
また、撥水性能にもこだわっているといいます。実際に編集部でも試してみましたが、濡れていても2、3回よく振って畳めば、水気が気にならないほどよく水が切れました。

「ポルカテックス®という世界最高レベルの撥水加工によって、通常の耐久撥水をはるかに凌ぐ撥水性能を実現しました。小雨程度なら難なくはじき、速乾性にも優れています。また加工剤の剥離を防ぐ独自の技術により、従来の撥水剤の欠点だった摩擦による撥水機能の低下も大幅に改善しています」(三島さん)

3.強風でも壊れにくい

内側を見ると補助骨や糸による補強などで強度にこだわる
骨には軽量で強度のあるカーボンを8本使用するなど、強度・耐久性も訴求しています。

「傘の中央から補助骨で各8本の受け骨をサポートしています。また、先のジョイントにバネを用いず骨があえて裏返るように設計されており、強風にあおられた際に損傷を防ぐ構造になっています」(三島さん)

4.濡れにくい傘のかたち

背中側の生地を長くし、背負ったバックパックなどが濡れにくい。タウンユースでは、鞄などが濡れにくい。

三島さんによれば、一般ユーザーからも「軽いので、バッグに入れていつも持ち歩いています」「旅行のお供にも最適」などの声が寄せられているといいます。

そもそもトレッキング用として開発された折りたたみ傘。確かに365日鞄に入れておいても気にならないほどの軽さです。
■ロングテイル トレッキングアンブレラ
10デニールの軽量な生地を用い、背中部の生地を長くした。カーボン骨は8本で、骨長は前方が50cm、後ろが58cm

本体重量145g/使用時直径92cm/折りたたみ時26cm/価格5,500円+税
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