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グアテマラの火山で大きな噴火、噴煙は15000m超も

2018/06/04 15:51 ウェザーニュース

現地時間の6月3日、中米グアテマラのフエゴ山で大きな噴火が起きました。噴煙は上空15000m超に達するほどで、大きく立ち上った噴煙柱の一部が崩壊し、火砕流が発生したと見られます。

噴煙拡大で影響も広がる

噴煙拡大の様子
高くまで上がった噴煙は北東方向に拡大、一方で低い噴煙は西側に拡大しました。

2000人以上が避難も

3日、噴煙を上げる中米グアテマラの活火山フエゴ山
時事通信によると
山の南側にある農場には溶岩が流れ込み、25人が死亡したことを災害当局者が明らかにしている。
とのこと。

また、
フエゴ山の噴火は主要なもので今年2回目。観光地として有名なアンティグアなど近くにある複数の都市などでは2000人以上が避難を余儀なくされ、火山灰を浴びた人々が当局の指示で避難所に移動する姿も見られた。グアテマラ市の国際空港は閉鎖された。
とも報じられており、観光客などへの影響も拡大しているようです。

なお、フエゴ山はスペイン語で「火」を意味する「Fuego」と名付けられているように、頻繁に噴火をしている活発な火山。標高は3763mと日本の富士山とほぼ同じです。
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