記録的な空梅雨の沖縄
5月の降水量は観測史上4番目の少なさ
2018/06/01 12:16 ウェザーニュース
5月は梅雨前線の活動が弱く、沖縄は5月8日に梅雨入りが発表されたものの一向に雨が降りませんでした。
5月1ヶ月の降水量は那覇でわずか33.0mmと観測史上4番目の少なさ、一方で日照時間は238.4時間に達し、観測史上3番目の多さとなりました。このため、ダムの貯水量も6月1日0時時点の46.6%まで低下しています。
6月に入り梅雨前線は沖縄付近に停滞することが増え、湿った空気も流れ込みやすくなるため、5月に比べると雨の量は増加する見通しです。
とはいえ、沖縄の梅雨時期の降水量は平年より少ない予想です。こまめに水を止めるなど、引き続き節水を心がけるようにしてください。