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スミダノハナビ、コンペイトウ、ポップコーン…何のこと?

2018/06/02 11:58 ウェザーニュース

タイトルでピンと来た方はスゴイ!

雨の季節が近づき、あじさいは各地で見頃を迎えようとしています。
そう、タイトルは全てあじさいの品種。今日はいろんなあじさいの“名前”をご紹介します。

墨田の花火?

東京都/右上東京都/右下東京都
「庭にスミダノハナビという名前の紫陽花が咲き始めました。まだ数輪ですが…」

『スミダノハナビ』をご存知でしょうか?思い浮かべるのは夏の風物詩、隅田川の花火大会ですよね。

ただ、あじさいの名前にも、スミダノハナビがあるのです。写真左のこちらのあじさいは、ガクアジサイの一種で、中心部の周りの装飾花が打ち上げ花火のように見えるため、このように名付けられたようです。

隅田川の花火大会の写真と見比べても、たしかに似ています。

実にイロイロ
あじさいの品種・名前

大阪府/右神奈川県

美味しそうな…

「写真は三宝下水処理場で見た「こんぺいとう」という名前の品種。今ではポピュラーになったダンスパーティーもここの作種です。」

「ポップコーンという品種の紫陽花。ガクが丸まってて、本当のポップコーンみたい」

こちらは、左が『コンペイトウ』で右が『ポップコーン』。とっても美味しそうな名前ですが、かわいらしい可憐な花(装飾花)を見ると納得できるお名前です。
埼玉県/右大阪府

とってもエレガント!?

「権現堂堤の鉢植えの紫陽花でしたが、きれいなピンク色でした。「歌合わせ」という品種だそうです。」

「その名も「おはよう」。八重咲きガクあじさいですが、中心部分の両性花も咲き進むと八重になり、こんもりと豪華になります。」

先ほどの食べ物に例えた名前とはまた違う、左が『歌合わせ』と右が『おはよう』。華やかな雰囲気が漂いますね。
元々は日本原産のあじさいですが、国内海外問わず園芸種がどんどん増えて、今では数百種類、数千種類あるとも言われます!
園芸家の思い溢れる名前からその心を想像してみると、より味わい深く楽しむことができそうですね♪
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